「HPE Primera」“100%の可用性”を実現する業界初のプライマリストレージ


目次


「HPE Primera(プライメエラ)」とは?

HPEには100%可用性を実現する業界初のインテリジェンスを備えたプライマリストレージがあります。モデル名は「 PRIMERA(プライメエラ)」です。 Primary Storageの“Primary”と、時代の“ERA”を掛け合わせ、「これからの
新時代を築き創りあげるストレージ」の意味が込められています。

Simple
直感的でわかりやすいGUIとセルフマネージメントを
可能にする独自OSを搭載、運用工数を93%削減※1

※1 HPE社調べ

Powerful
NVMe/SCM向けに最適化されたオールアクティブ
アーキテクチャーを採用し2.2倍の性能向上を実現※2

※2 従来ストレージ比較

100% Available
高信頼なハードウェアとインテリジェンスな
障害予兆検知機能により、驚異の100%可用性を提供

正真正銘のミッションクリティカル
中規模環境以上の高可用が求められるお客様へ

  • 2~4コントローラー構成(Active-Active)
  • 100% Availability Guarantee
  • 同期型ミラー・ストリーミング型非同期転送
  • ポート仮想化機能(Persistent Ports)による数秒程度のパス切替時間
  • QoSの上限・下限値設定
  • エンクロージャー障害時もサービス継続が可能

「HPE Primera」のコンセプト

「HPE Primera」は、HPEの既存ストレージ「Nimble Storage」のシンプルな自己管理や「3PAR Storage」のDNAによる高い可用性とパフォーマンスを受け継ぎ、「グローバルなインテリジェンス」「オールアクティブアーキテクチャー」「サービス中心のOS」「タイムレスストレージ」といった特徴を持っています。

「HPE Primera」はハイエンドストレージに求められるこれらの課題に対応します。

  • 安定稼働の維持
  • 長期利用・投資保護
  • 運用管理負荷低減
  • コスト低減

1.可用性 驚異の100%可用性を提供(3PARのDNA)

予測分析クラウド(InfoSight)で事前に問題を抑制

稼働中のすべてのアレイからデータを収集し、分析・学習を継続的に実施しています。

「HPE InfoSight」を使用すると、データサイエンスとインテリジェントなケース自動化を適用して既知の問題が発生する可能性を最小限に抑えることができます。

稼働中のすべてのアレイからデータを収集し、分析・学習を継続的に実施し、より高度なインフラへ進化

一度確認された問題は全世界のPrimeraへ展開事前に問題を抑制


2.パフォーマンス 高速を実現する仕様

「HPE Primera」は、ERPやデータベース等3PARが支えて来た領域にプラスして金融・サービスプロバイダー・通信など、より高い可用性とパフォーマンスを求めるシステムに安心してご利用いただけるように設計されています。例えば、QoSでは上限値と下限値を設定する事によりSLAを担保したり、ストレージ処理をCPUと専用ASIC(Gen6)で分散する事でCPUに負荷をかけず極めて安定した性能を出すことが出来ます。

QoSにより、SLAに合った投資対効果を実現

QoSにより、サービスレベルを分け、性能上限、下限値保証でSLAを担保します。

ワイドストライピングにより全ドライブで分散処理

同等速度のドライブ全てで分散処理をする事で常に最適な性能を発揮するアーキテクチャなため、特定のドライブがボトルネックにならない仕組になっています。

特定の処理をHWレベルで行う専用設計のASIC

コントローラでの処理をCPUとASICで分業する事により、ミッドレンジとは思えないコントローラ性能を実現。ストレージ機能を使っても安定稼働します。


3.シンプルさを追求(NimbleのDNA)

サイジングから運用を含めてシンプルに

「構成・運用ルールの簡素化」により、サイジングから運用を含めてシンプルにできます。

  • 全モデルがRAID6 ダブルパリティでの保護
  • セットサイズは自動で最適化(Auto CPG)
  • ボリュームタイプはシンプロビジョニング または 重複排除+圧縮を選
  • 3PARでは別に用意する必要があったService Processorを内蔵化

導入から運用部分も徹底的にシンプルに

ラックからアプリケーション稼働までの時間は20分以内です。一方、他社製品ではシステムをセットアップするためにさらなる広範な計画、セットアップ、サービスの提供などを必要とします。プロビジョニングも数秒、ソフトウェア及びハードウェアのアップグレードも中断無くワンクリックで可能です。最大93% ストレージの展開、管理、拡張にかかる時間を削減しました。

サイジングから運用、導入から運用部分も徹底的にシンプル
  • ラック設置からアプリケーション稼働まで20分
  • 数秒 プロビジョニング
  • ワンクリック5分でノーリスクアップグレード

ストレージの展開、管理、拡張にかかる時間を最大93%削減できます。


「HPE Primera」3つの特徴まとめ

  1. 高可用性
    ・100%可用性保証
    ・可用性を担保するHW・SWアーキテクチャ
    ・InfoSight連携
  2. パフォーマンス向上
    ・ASICをGen6に強化
    ・NVMe,SCM対応
  3. シンプルさ
    ・サイジングから運用まで徹底的にシンプルに

「100% Availability Guarantee」について

項目内容
プログラム概要HPE Primeraでの可用性100%を保証するプログラム
対象モデルHPE Primera 600シリーズすべて (A630, A650, A670)
プログラム条件-Proactive Care以上の有効な保守契約
-HPE InfoSightへの接続およびInfoSight経由でHPEへセンサーデータを送付
-HPE InfoSight上で適用が推奨される新Primera OS、および Primera OSパッチがリリースされたら、新Primera OSは30日以内に適用、Primera OSパッチは10日以内に適用
– その他、HPEプログラム規定に従う
プログラム費用0円
期間HPE Primera 600 ご購入日から 3年間
可用性100%未達時について-HPEはお客様と協力し、問題を解決します
-HPE Primeraの将来の購入またはアップグレードに適用可能なクレジットを提供
(調査はHPEの専門スタッフにより実施され、機能停止の試算、クレジット等は、HPEのみが決定します)
「100% Availability Guarantee」概要

「HPE Primera」製品モデルラインナップ

コントローラ性能の段階に合わせ、A630 / A650 / A670 の3種類がございます。以下のオールフラッシュモデルに加え、コンバージドモデル(SSD&HDD)もご用意しています(コンバージドモデルは別途お問合せ下さい)。

【容量】

  • HPE Primera A630: 250TiB (SSDのみ)/700TiB有効# (SSDのみ)
  • HPE Primera A650: 800TiB (SSDのみ)/2200TiB有効# (SSDのみ)
  • HPE Primera A670: 1600TiB (SSDのみ)/4900TiB有効# (SSDのみ)

※有効容量は、RAID 6 (6+2、8+2、10+2) 構成での4:1の推定データ圧縮率(シンプロビジョニング、重複排除、圧縮、コピーテクノロジーを含む) を想定。

項目A630A650A670
ノード数2ノード2ノ―ド / 4ノード2ノ―ド / 4ノード
CPU / ノード10core x 110core x 220 core x 2
ASIC (Gen6)/ ノード144
メモリ / ノード (システム最大メモリ容量)128GB
(256GB)
256GB
(1024GB)
512GB / 1024GB
(2048GB
/ 4096GB)
標準SASポート / ノード12Gb x 212Gb x 412Gb x 4
内部NVMe接続*可能可能可能
標準Ethernetポート(RCIP)10Gb SFP+10Gb SFP+10Gb SFP+
HBA スロット数 / ノード2スロット3スロット3スロット
追加可能なHBA*4ポート 16/32Gb FC 4ポート 10Gb/25GbE, 10Gbase-T4ポート 16/32Gb FC 4ポート 12Gb SAS
4ポート 10Gb/25GbE, 10Gbase-T
4ポート 16/32Gb FC 4ポート 12Gb SAS
4ポート 10Gb/25GbE, 10Gbase-T
最大ディスク搭載数144 SFF384 SFF576 SFF
電源対応100V / 200V200V200V

お問い合わせ

“100%の可用性”を実現するプライマリストレージ「HPE Primera」につきましては下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

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