Microsoft Teams&Power Platform DSol Power Day 展示レポート

  • 2020/2/25

はじめに

初めまして!ディーアイエスソリューション ネットワークソリューション部 ネットワークソリューション1課技術担当の近田 佳祐(ちかた けいすけ)と申します。DSol恒例の展示会イベント「DSol Power Day」を2/6(木)東京、2/13(木)大阪で開催いたしました。今回のテーマは『体感スタート!2020』です。お客様には「働き方改革」や「2025年の崖対策」として様々なITソリューションを検討いただいていますが、実機を見て体感してみなければ分からないという方のために、今回はDSolオリジナルの体感サービスを多数展示いたしました。当日は寒い中非常にたくさんのお客様にご来場いただき、盛況のまま終了することが出来ました。本当にありがとうございました。当レポートでは、私がデモ環境構築と説明を担当しましたMicrosoftブースのご紹介をいたします。

マイクロソフトPower Apps x Outlook「会議室予約状況可視化アプリ」のご紹介

Microsoft Tams、Power Platformを利用した働き方改革

MicrosoftブースではMicrosoft Teams(以下、Teams)を利用した効率的な働き方を実現するソリューションを紹介させていただきました。
 Teamsは、web会議やチャット等が行えるコミュニケーションツールだとイメージしている方が多くいらっしゃいますが、(電車でCMも流れていますしね。)それだけに留まりません。Teamsではチームの活動に必要なリソースを集め、チームの活動に合ったワークスペースを作成することが出来ます。画一的なグループウェアでは、ドキュメントやサイト、アプリケーションなど、それぞれチーム毎に設けられたリソースに個別にアクセスする必要がありましたが、それらのリソースにTeamsを入口としてアクセスすることで、業務アプリを切り替えることなく、効率的に作業を進めることが出来るようになります。
当日は「Teamsを中心とした業務の進め方」をテーマにTeamsと様々なOffice365アプリケーションを連携させたデモを当社技術スタッフが行い、普段Teamsをお使いになられているユーザー様でも「今すぐに試したい」と言っていただけるような活用法を紹介させていただきました。
 Teamsブースの他にも、働き方改革に対する回答として「Power Platformを利用したDX(デジタルトランスフォーメーション)」を実現するソリューションも展示いたしました。

Power Platformは、クラウドサービスに格納されたデータへアクセスするための共通基盤で、データを可視化する「Power BI」、プログラミングなしで業務アプリケーションを作成できる「Power Apps」、ワークフローが作成でき、アプリの処理を自動化連携出来る「Power Automate」が含まれます。
特にPower Appsはプログラミングの知識がなくてもアプリケーションが作成できるソリューションとなっており、IT部門専任の人材が不足している企業でもデジタルトランスフォーメーションが推進できるということで、ご興味をお持ちのお客様が多い印象を受けました。Office365を既に利用しているお客様のみならず、これからOffice365のご利用を検討されているお客様に対してご説明いたしましたところ、ご好評をいただきました。

Power Appsで作成するアプリケーションの例として、Outlook会議室の予約状況を可視化するアプリケーションをご紹介しました。利用シーンとしては、会議室の前にタブレットを置き、そこにアプリケーションを出力します。アプリケーションではその会議室が今何の要件で使われているのか、次の会議は何が予約されているのかを表示します。部屋が空いている場合はアプリケーションを操作してすぐに予約が可能です。入室の際にはチェックイン操作を行います。チェックインが一定時間行われなかった場合、自動キャンセルされますので、会議室が予約されているのに利用されない「カラ予約」を減らすことが出来ます。

Power Apps で作成したOutlook会議室の予約状況を可視化アプリケーション画面

またPower Automateコーナーではプレビュー版ではありますが、最近追加されたRPA機能の紹介も行いました。RPAを検討する際の選択肢として熱心に質問するお客様も多くいらっしゃいました。こうしたOffice365と連携したアプリケーションの展示を実際にご覧いただくことで、運用のイメージが想像しやすくなります。アプリのご導入にお悩みのお客様、ぜひ当社の体感サービスをお試しください。

Windows Virtual Desktopトライアルサービス

他にもMicrosoftの最新ソリューションとしてWindows Virtual Desktopを展示いたしました。Windows Virtual Desktopとは、Azure上で利用できるシンクライアントサービスです。複数のユーザーでWindows10を同時利用できる「Windows10マルチセッション」やWindows7の3年間の延長サービスが無償提供されるなどが主な特徴です。Windows7のサポート終了の影響もあり、こちらのブースも非常に多くのお客様にお立ち寄りいただきました。

マイクロソフト「Windows Virtual Desktop (WVD)」のご紹介

最後に

今回の展示会では、働き方改革や2025年の崖に向けて、企業が解決するべき課題に対するソリューションが多数展示いたしました。経験豊富な当社技術スタッフが直接ブースに立つということもあり、当日は多くのお客様からご質問をいただきました。今後もこうした展示会に説明員として参加させていただく予定です。お客様にとって、運用イメージがしやすいソリューションコンテンツを今後も増やしていきますので、次回の当社イベントにもぜひご参加ください。皆さまとお会いできます日を心よりお待ち申し上げております。Office 365に関しまして何かございましたら、お気軽にお問い合わせください。

本レポートは2020年2月時点の情報をもとに作成しています。


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