三島正裕のOffice365コラム第15回「PowerAppsでフリーアドレスオフィスにいる社員を探そう」

  • 2019/7/18

6.座席ボタンを作成する

座席ボタンを設定します。ボタンを挿入して、下図を参考に各種パラメータを設定します。下図では、ボタンの色は青緑で設定していますが、部屋毎にお好きな色で設定して下さい。OnSelectがボタンを押したときの動作です。社員リストに自身の名前が表示されていればエンティティseatから自身のデータを削除。その後、座席Noと自身の名前をseatに登録します。

座席1ボタンが作成出来ましたら、座席の数だけボタンをコピーして、SeatNoの値を座席番号に合わせて変更して下さい。ボタンのパラメータBorderThicknessとOnSelectにそれぞれ1か所ずつあります。

7.座席ボタンと部屋の画像を配置する

座席ボタンと部屋の画像を配置します。配置方法は下図を参考にして下さい。最初にオフィスの画像を配置してそのうえに座席ボタンが置かれるように配置します。オフィスの写真にはそれぞれラベルで部屋名を表示させます。

8.外出ボタンを設定する

外出しているときは全ての座席ボタンの枠線表示をオフにします。エンティティseatに自身のデータがある場合は削除するように設定します。

9.動作確認をする。

すべてのパーツの配置が終わりましたら動作確認をしてみます。

  • 着席する場合
    座席ボタンをクリックします。クリックした座席Noと自身の名前が社員一覧に表示されます。表示された社員名をクリックした時に、座席ボタンの枠線がピンクに変わればOKです。
  • 席を移動する場合
    座席1を選択した状態で、座席2ボタンをクリックします。社員一覧にある自身の座席Noが2に変更されます。自身の社員名をクリックした時に座席No2の枠線がピンクに変わればOKです。
  • 離籍する場合
    外出ボタンをクリックします。社員一覧から自身の名前が削除されます。すべてのボタンの枠線が非表示になっていればOKです。

10.おわりに

今回はフリーアドレス用のアプリを作成してみましたが如何でしたでしょうか。自動的に座席登録はされないので社員の皆様に積極的にアプリを使用して頂かなくてはならないのが難点ですが、このアプリはアイデア次第でいろいろと活用することが出来ると思います。例えば社員一覧に顔写真を入れたり、内線番号などを入れたりしておくと電話を取り次ぐ方にはとっては便利ですよね。新しく会社に入ってこられた方は顔と名前をおぼえるのが大変ですので、このようなツールがあると喜ばれると思います。着席ボタンを工夫すれば、勤怠管理にも使えるかもしれません。どこで何をしていたのかを記録できるようにすれば日報アプリにも応用できそうです。ぜひ皆さんもトライしてみて下さいね。 それでは次回もお楽しみに。

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