~テレワーク・デイズを迎える前に考えたい働き方改革~「5分で分かる橋川ミチノリの業務改善」コラム 第31回

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はじめに

先日、マイナビニュースにて新連載 「5分で理解するITセキュリティ最新動向コラム」 を始めさせていただきました。お陰様でこちらのコラムはアクセスランキング・セキュリティ部門1位となりました。お読みいただいた皆さま、誠に有難うございます!難解なITセキュリティ用語をわかりやすくご理解いただける内容になっていますのでまだの方はお読みいただけると幸いです。

さて、「5分で分かる橋川ミチノリの業務改善」コラムに戻りましょう。今回は「テレワーク・デイズ」が約1か月後に迫った今だからこそ、もう一度考えたい「働き方改革のあり方」についてです。

そもそも「テレワーク・デイズ」って何?

テレワーク・デイズは2020年東京オリンピック・パラリンピックの本番テストとして、 7月22日(月)~9月6日(金)の約1か月間、テレワークの一斉実施を総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府が呼びかけている働き方改革の国民運動です。確かに公共交通機関の混雑対策として有効な取り組みであると思います。しかし「働き方改革」という視点から見るとどうでしょうか?通勤時間・移動時間の削減は広い意味では労働時間の削減にはなります。が、「働き方改革」と言う意味では少しパンチが弱いように思います。

誤解されている「働き方改革」

ここで少し立ち止まって考えてみましょう。どんな企業でも「経営すること」とは

  1. 経営資源(ヒト・モノ・カネ)の分配
  2. 分配された経営資源の消費(労働)

で成り立っています。
従って 「働き方改革」をネーミング通りに解釈すると「分配された経営資源の消費のしかた改革」となり、どこまで行っても「どのように消費するか? (How to)」の模索に終始してしまいます。これでは根本的な解決になっていないのでいつか必ず限界が来ますし、どこかで不公平が生まれます(例:残業時間削減ができない職種の人も居る・在宅勤務ができない家庭環境の人も居る、など)。「働き方改革」は「経営」の部分である「経営資源の分配のしかた改革」、つまり「何を? (What)どのくらい分配するのか? (How many/How long)」の模索もセットで実施されなければならないです。

今必要なのはどちらの改革?

とは言いつつも、両方の改革を同時に進めていくことは難しいことです。そこで「経営資源の分配のしかた改革」と「分配された経営資源の消費のしかた改革」のどちらが喫緊で必要なのかを判断できる簡単な設問があります。それは、

「現状の社員・環境・コスト(ヒト・モノ・カネ)でより多くの成果を生み出すことができるかどうか?」(Yes/No形式)です。

・上記の設問がYesの場合→ 「分配された経営資源の消費のしかた改革」が必要
  解決策例:人材教育(質)
  難易度:低

 ・上記の設問がNoの場合→ 「経営資源の分配のしかた改革」が必要
 解決策例:人材確保・組織変更(量)、システムやツールの導入・リプレイス(質)、予算増(量)
 難易度:中~高

このように、「どのように」を早計に考えるのではなく、必要なのはどちらの改革か?そしてどんな質/量の対策が必要なのか?を問題ごとに冷静に分析・判断するのです。そうすれば、

人材教育
 ↓①
システム・ツールの導入/リプレイス、就業規則見直し、テレワーク/残業時間削減
 ↓ ②(ITセキュリティの強化が伴う)
人材登用・組織変更
 ↓③
再び人材教育 に戻る

というサイクルが自ずと繰り返されるはずです。

「ウチの働き方改革、なかなか進まないなぁ」と思われている方は上記のサイクルを是非参考にしてみてください。

8/1東京・8/23大阪 展示会イベントDSol Power Day について

恒例の展示会イベント DSol Power Day「 テレワーク・デイズをきっかけに働き方改革を加速しよう! 」でもテレワークに関連する実機展示やパルディスカッションを予定しています。

皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

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