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調査データ「2023年を迎えてもなお、日本の大企業における基幹系システムの80%がオンプレミスで運用し続ける」をビジネスコンサルタントが裏読みしてみた
- 2019/3/7

こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
ガートナーが2019年のIT関連の展望を発表しました。その中に、「2023年を迎えてもなお、日本の大企業における基幹系システムの80%がオンプレミスで運用し続ける」という言葉が書かれています。
※引用元
世界的な調査会社であるガートナージャパンの発表なのでこの予想に偽りはないと思います。でも、これはあくまで予想は予想なので、そうならない可能性もあります。さて、そんな話はさておき、ビジネスコンサルタントである私の裏読みをご紹介します。
「2023年を迎えてもなお、日本の大企業における基幹系システムの80%がオンプレミスで運用し続ける」の理由は移行にかかる費用や障害発生時の対応に関するリスクを考えると実施できないということが書かれています。これはこれで事実なのだと思います。ここで思ったのは以下の点です。
- 大企業はすでに大量のオンプレミスサーバを購入しており、自社による管理環境も整っているので時間がかかるのでは?
- 中堅企業以下は逆にどうなんだろう、、実はメリットが出やすいのは管理体制・管理環境が整い切れていない中堅企業以下のほうが移行しやすく、効果も出しやすいのではないでしょうか)
- 80%がオンプレのままというのは基幹システムの話であって、ほかはどうなのか?Webサーバ、メールサーバの大半はクラウド化している肌感覚があります。そのほかはSaaSに移行している分もあるため、かなりクラウド化しているように思えます。
ここで思うのが、Windows Server2008のEOSの話もありますし、普通にリース切れの話もあると思います。そのタイミングで、業者の提案を受けて、クラウド移行かオンプレミスかをしっかり判断されるのが良いと思います。ただ、2020年前後はWindows Server2008リプレイスでかなりあわただしくなると思いますので、お見積り依頼などは早めに済ませたほうがよいと思います。
ちなみに、このコラムを掲載いただいているディーアイエスソリューションでは、クラウドサービスも充実しており、オンプレミスではバックアップ機能、移行の高速化を実現するHCI Simplivityの販売店でもあります。興味がある方は是非以下もご覧ください。
<クラウド・サービスラインアップ>
DSol Microsoftクラウド・サービスラインアップ
<HCI Simplivity>
ハイパーコンバージドインフラ(HCI)はコンバージドインフラの小型版にあたり、2Uサイズにも関わらず50から100台以上の仮想マシンに対応でき、統合サーバとして高いスケーラビリティを持っているハードウェアになります。HPEのHyper Convergedは以下の特徴を持っています。


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