Microsoft Azure+PostgreSQL強化(Citus Data)により、Oracle DBのシェアはさらに下がるか

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こんにちは。吉政創成の吉政でございます。

マイクロソフトが、Citus Dataを買収しましたね。

Citus DataはPostgreSQLを分散データベース化するソリューションを開発販売している会社です。

本買収は、Citus DataをMicrosoft Azure上で動作させ、現在急成長中のPostgreSQLを活用したMicrosoft Azureの販売拡大を狙っていると言われています。

ちなみにPostgreSQLがここ1年以上急成長を遂げています。

DB-ENGNEのDBランキングを見ても、この1年間、ほぼ毎月、ポイントが上昇しています。

※DB-ENGNE DBランキング

https://db-engines.com/en/ranking

最新のデータでは、以下の通り、Oracle、MySQL、Microsoft SQL Serverがこの1年で大きくポイントを落とす中、PostgreSQLは大きくポイントを上昇させています。

Oracleがポイントを落とし続けているのはOracleクラウドを使用しないユーザーに対してライセンス料金を2倍に値上げしているためと言われています。MySQLがポイントを落としているのは、OracleがMySQLを買収し、そのごコミュニティのケアを怠ったため、MySQL離れが進んだためと言われています。そこで選ばれたのが業務系に評価が高いPostgreSQLであり、Web系で評価が高いMongoDBになります。

一方で、PostgreSQLがOracleの後塵を拝してきた大きな理由は、クラスタリング機能と高負荷時のパフォーマンスの差でした。今回、マイクロソフトが買収したCitus DataはまさにPostgreSQLの弱点を補うソリューションなのです。Citus Dataがマイクロソフトによりソリューションが洗練化され、Azure上で提供され始めた時、以下の事態が起こる可能性があると推測しています。

・Microsoft Azure+PostgrSQL+Citus DataでOracleから機能劣化させずにコスト削減ができるようになる。

もともと高額なOracleがさらに値上げをしたため、上記のソリューションに興味を持っているOracleユーザーは多いはずです。また、長年、ソフトウェアメーカーのマーケティング責任者をしてきた経験でお話をすれば、いきなり、価格を2倍以上に値上げをするメーカーは、果たしてユーザーのことを考えているかどうかは甚だ疑問です。推測の域を脱しませんが、市場にはOracleから離れられないビッグユーザーがある一定数おり、中堅ユーザーが離れても値上げしたライセンスで大規模ユーザーからの売り上げ増を狙えると考えたのではないかと思われます。実際に、値上げを行った次の期でOracleの業績が向上したことを報道発表しています。

Oracleを利用中のお客様は今回の発表の後の動きに是非ご注目ください。マイクロソフト社が提供するCitus Dataの品質と価格を見ていただき、Microsoft Azure+PostgreSQL+Citus Dataが本当に利用できるものかを是非見ていただきたいと思います。

さて、このコラムを掲載いただいているディーアイエスソリューションはマイクロソフト系クラウドサービスが強い会社です。マイクロソフト系クラウドの新規導入や移行をお考えの際には、是非、以下のページをご覧ください。経験豊富な技術者の方々が、万全の態勢でサポートしてくれるはずです。ディーアイエスソリューションはオリジナルのMicrosoft Azureサービスも展開しています。興味がある方は、以下のページもご覧ください。

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