クラウド上のデータ消失を考慮したバックアップ体制

こんにちは。吉政創成の吉政でございます。今日は「クラウド上のデータ消失を考慮したバックアップ体制」
というタイトルで書きます。

大きなニュースにはなっていませんが、先日、大手クラウドサービスのハードウェア老朽により、対象サーバのデータがすべて消失しました。弊社のお客様もその被害にあわれた1社になります。お客様側で2系統のバックアップをしていたのですが、無事戻せたのが3か月前のバックアップになりました。ここでわかったことが2つあります。

1つ:クラウド上のサーバもハードウェアの上で稼働しているので、ハードディスク障害でデータが消失してしまうことがあること。

2つ:バックアップを取っていてもそのバックアップデータが元に戻るとは限らないこと

最近、ワークスタイルの変革ということで、自宅や外出先でもアクセスしやすいクラウド上でシステムを構築することが多くなってきたと思います。クラウドのほうが安全で安心な気もしますが、障害が起こるのはオンプレミスと同様ということだと思います。

また、私は以前、バックアップソリューションベンダーにおりましたが、意外にバックアップデータが元に戻らないことが多いです。個人的な見解になりますが、テープバックアップは元に戻らないことが多いように思えますので、気になる方はテープバックアップだけではなく、ディスクバックアップもされたほうが良いと思います。

ちなみに弊社は認定試験のメーカーでもあるため、個人情報の管理には大変な注意を払っています。情報漏洩という点もそうですが、火災や水害によるデータ消失の件も避けなければいけない事態です。そこで、原始的なやり方ですが、バックアップは、2系統、3次バックアップをとっています。具体的には、差分バックアップとファイルバックアップの2種類のバックアップツールを使用し、バックアップデータを異なるロケーションの耐火耐水金庫に2か所保管しています。そして、週次で3世代保管しています。バックアップはどこまでやればいいかという基準が難しいですけど、さすがにここまでやればデータ消失はないだろうというところまで対応しています。

さて、皆様のクラウド環境はどの程度バックアップされていますでしょうか?対象となるシステムによってバックアップの取り方も変わってくると思いますが、以下は実施するべきと思っています。

1. 別クラウドへのバックアップ
2. ローカルへのバックアップ保管

例えば、AWS上で構築しているお客様はMicrosoftAzureへのバックアップを行います。そして、MicrosoftAzureからローカルへの2次バックアップを行い、データを保管しておくという方法です。2次バックアップ、3次バックアップは、別系統でとるのが基本だと思っていますので、上記の様な方法はよいと思っています。

ちなみに、このコラムを連載しているディーアイエスソリューションでは、MicrosoftAzureバックアップ/DR対策ソリューションを販売しています。興味がある方は是非以下をご覧ください。

https://www.si-jirei.jp/itインフラの保守管理/dr_cloud_backup/

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