~データセンターが5年で3割減!大量データ時代に於けるDC利用の意義とは~「5分で分かる橋川ミチノリの業務改善」コラム第22回

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はじめに

今月発生しました台風21号、北海道胆振東部地震により被害にあわれました方に心よりお見舞いを申し上げます。災害の影響で電源や通信回線を利用できなくなったり、サーバやデータを喪失したりした企業様も多くいらっしゃるかと思います。今回はそんな災害対策に欠かせないデータセンターの活用・移転を検討されている企業様向けに注目されつつある新しい利用目的についてご説明いたします。

データセンターを利用する目的の変遷

災害の多い日本では災害対策として1980年代の終わりころからデータセンターが利用され始めました。現在国内に8万件以上あると言われています。その後、様々なシステムがIT化され企業が保有するサーバの規模・台数が大きくなってきて社内で運用・管理するよりもデータセンターに預けたほうが運用管理に掛かる費用(光熱費・人件費・賃料)を節減できるようになったためコスト削減目的での利用が増えました。

データセンターが抱える竣工年数問題

しかし、上記の利用目的を揺るがす事態が起きました。2011年に発生した東日本大震災です。実は国内データセンターの95%以上が2010年以前に竣工しているため、想定している災害の基準が最新のものではないデータセンターがほとんどなのです。勿論、補強や改善を実施しているとは思いますが、根本解決のためにはデータセンターの建替えしかありません。このデータセンター建替えとITバブル時代にサービスを開始したデータセンター事業社撤退などの理由により、5年以内にデータセンターの件数は統廃合を含めて3割程度減少すると予測されており、それに伴うデータセンター移転・サーバの移設ラッシュが起こると言われています。

大量データ時代に於けるデータセンターの新たな利用目的

Office365(Azure/OneDriveなど)、Google(G Suite/Googleドライブなど)、AWS、Dropbox・・・複数のパブリッククラウドやオンラインストレージを業務で利用することが今や当たり前となってきました。どの企業様でもここ数年でデータ通信量が一気に増加していると思います。この増加し続けるデータ通信量対策としてもデータセンターは注目されつつあるのです。経営資源は昔から 「ヒト・モノ・カネ」の3つが常識ですが、今後、大量データ時代を迎えるにあたり、新たな経営資源に「時間・情報資産」も含まれてくると言われています。パブリッククラウドを高速に利用して、より短い時間でより多くの情報を収集・共有して迅速な経営判断や事業ノベーションができる会社が生き残れる時代になりつつあるのです。

データセンターを利用する目的の変遷

 

データセンターで通信速度対策が出来るようになる理由

それでは、『データセンターで通信速度対策をする』とはどういう意味でしょうか?それは「インターネットとは何か?」から考えてみると分かります。私たちがインターネットを利用するためには、まずプロバイダと回線契約をしなければなりませんよね。そのため契約したプロバイダが直接、私たちと目的のコンテンツを繋いでくれていると思い込みがちですが、実はプロバイダ同士で通信のやり取りを幾度も重ねてようやく目的のコンテンツにたどり着いています(これを「IPトランジット」と言います)。このプロバイダ間のやり取りが何度もが入る影響で通信速度が遅くなってしまうのです。この問題を解決するためには、パブリッククラウド事業者のサーバに直接接続(これを「IPピアリング」と言います)ができる環境が必要です。

データセンターで通信速度対策が出来るようになる理由、「IPトランジット」と「IPピアリング」

 

弊社データセンターサービスでパブリッククラウドと直接接続も可能です

弊社のデータセンターサービス で協業させていただいている エクイニクス・ジャパン株式会社  は、グローバルに展開する世界最大規模のデータセンター事業者です。そのため、ほとんど全てのパブリッククラウド事業者のサーバにデータセンター構内で直接接続(インターコネクション)することができます。大量データ時代を乗り切るための「時間・情報資産」への投資として是非ご検討ください。また、ハウジング設計からサーバ移設作業、移設後の保守運用管理まで弊社にてご対応可能です。

DSolデータセンターサービスならサーバ移設から保守運用まで一気通貫で対応できます

お客様個別でのデータセンター見学も可能ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

※エクイニクス社のパブリッククラウドとの構内接続(IPピアリング インターコネクション)のサ‐ビス名を『EQUINIX CLOUD EXCHANGE FABRIC』と言います。

 

運用・監視のプロが語る「DSolデータセンターサービスの魅力」とは

 

 

 

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