無線LAN構築&事例コラム第12回:企業用と書かれている量販店で売られている無線LANは本当に企業用に使ってよいものなのか?

こんにちは。吉政創成の吉政でございます。第12回:「企業用と書かれている量販店で売られている無線LANは本当に企業用に使ってよいものなのか?」という内容で書きます。

インターネットで「無線LANシェア」を検索すると以下のような表が出てきました。


※上記のグラフの原文は以下をご覧ください。
https://tech.nikkeibp.co.jp/it/atcl/column/17/080100322/080100004/

上記のグラフは日経NETWORKSが2017年8月に公開したグラフになります。皆さんよくご存じのメーカーが並んでいます。今回は特定のメーカーを攻撃するつもりはないのですが、少し気になったので、自分の考えをまとめてみます。正しいのか間違っているのかは、読まれた方の自己責任で判断ください。

さて、無線LANに「企業用」と「家庭用」と書かれていた場合、企業で使う場合、多くの方が「企業用」を選ぶと思うのです。では、「企業用」とも「家庭用」書かれていない場合は、どうやって選びますでしょうか?

詳しい方はご自身がスペックや実績などを考慮して選ぶと思うのですが、あまり詳しくない方はどうでしょうか?名前で選んだり、価格で選んだりするのでしょうか?
個人的にどう見ても家庭用の無線LANは企業では危険なので使用しないといいと思います。

企業用の無線LANアクセスポイントに求められる要件を簡単に書いてみますね。

1. 同時接続に耐えられる性能と安定性、信頼性があること
2. RAIUSやLDAPのような外部認証サーバとの連携ができること
3. ノイズ耐性が強化されていること
4. 高いセキュリティが施されていること

おおよそ上記のような要件になると思うのです。その中でも「4」についてはとても重要だと考えます。日本はFireWall環境が整備されており、外部から社内ネットワークに侵入しようと思った場合、FireWallから突破するのは難しいです。そこで、野良アクセスポイントや脆弱性がある場所が攻撃されたりするのですが、家庭用の無線LANアクセスポイントの場合だと、パスワードが共用されたりするので、非常に怖いと思うのです。ネットで調べると家庭用無線LANの初期パスワード一覧が公開されています。

実際に、前述の市場シェアを見た場合、家庭用と見受けられるメーカーの名前が散見されます。家庭用の無線LANアクセスポイントを使用している場合、ネットワークに潜り込まれる可能性が高いので、極力使用しないほうが良いと思われます。

前述の企業用の無線LANアクセスポイントに求められる要件の中で、4ができていないと情報漏洩の危険性があるため、企業では使用しないほうが良いと思います。

実際この話をしてギクッとする方も多いのではないでしょうか?

社内で使用されている無線LANアクセスポイントの全てを管理して、野良アクセスポイントがないか、家庭用のものを使っていないか確認されたほうが良いと思います。

さて、このコラムを掲載いただいているディーアイエスソリューション「SI事例サイト」では、無線LANの特設ページを作っています。世界最高峰の無線LANソリューションに興味がある方はぜひ以下をご覧ください。

シスコ無線LAN
https://www.si-jirei.jp/cisco/wireless/

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