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柴山裕之のセキュリティコラム第8回「ここまで来た! クラウド対応 ワンタイムパスワードソリューション」
- 2016/11/9
- セキュリティ関連の更新情報, 柴山裕之のセキュリティコラム

はじめに
最近ではクラウドファーストとして様々なシステムをクラウドに移行するケースが増えてきています。
クラウドのサービスは社内だけではなく、社外からもアクセス出来て利便性が上がるのはいいことですが、個人のスマートフォンからのアクセスなどセキュリティ対策も合わせて検討されるケースが増えています。
今までは社内にある重要な情報を社外からの不正アクセスから守ればよかったのですが、これからは重要なデータも社外にあり、様々なクラウド上のセキュリティを強化する必要が出てきています。
クラウドにアクセスするログインなどについても社内と同じようにADで一元管理が出来ればいいですが、どうしても単純な固定IDとパスワードでは他のサービスと使い回しなどでパスワードを推測され、不正アクセスをされるケースもあります。
そこで注目されているのがワンタイムパスワードという毎回パスワードが変わる仕組みで、以前から弊社でおすすめしているワンタイムパスワード製品(PassLogic)になります。
パスワードの位置情報を覚えておくだけで、アクセスした時に表示されているマトリックス表の位置に表示されている数字がパスワードになるというトークンレスで実現出来るワンタイムパスワードソリューションになります。
ワンタイムパスワード製品(PassLogic)もお客様のニーズを組み入れ、いくつか新しい機能が増えてきています。
システムへの入口を隙なく守るソリューションを1つのシステムで提供可能になりました。
IPアドレスの制限や次期バージョンではPKIの認証も合わせて実現することが出来るようになりますので、ますますクラウド環境でのセキュリティを高めることが出来るようになります。
*1 2016年末バージョンで実装予定
代表的な連携 クラウドアプリ
・Office 365
・BOX
・Dorpbox business
・Salesforce
・cybozu.com
+ サイボウズoffice
+ kintone
+ サイボウズガルーン
+ メールワイズ
・Google Apps
・AWS Identity and Access Management(IAM)
・X-pointcloud
まとめ
ユーザの利便性を維持しながら、クラウド環境のログインをワンタイムパスワードにして
より安全なクラウド環境を実現することが出来るワンタイムパスワードのソリューションを是非ご検討されては如何でしょうか?
次回予告
次回もワンタイムパスワードソリューションの最新情報についてご紹介したいと思います。