「ITによるワークスタイル変革」第06回「クラウドを活用したシステムの災害対策」

改めまして。吉政創成の吉政でございます。

このコラムコーナーは総務部門の方々向けに「ITによるワークスタイル変革」の話を書いています。今回は、「クラウドを活用したシステムの災害対策」と言う内容で書きます。

 

少し前の時代では、災害対策を考慮した遠隔地のシステム復旧を実現するのはかなりコストがかかっていました。

 

例えば、東京のサイトにシステムを構築し、普段はこのシステムを利用しているとします。万が一、東京が大震災に見舞われ、東京のサイト全体がダウンしてしまったとします。災害対策を施していなければ、このシステムは使用できず、業務全体が止まります。 その際に被災地以外でも業務を展開している企業であれば、東京側の震災で全国的なビジネスが停止することになります。

 

上記のようにならないように、昔は東京サイトと同じシステムを大阪などの遠隔地に構築し、東京と遠隔地の二つのサイト上のシステムでデータの同期を取る必要がありました。この場合、システム構築費、運営費が東京と遠隔地の両方で発生するため、ダブルでコストがかかります。しかも、両方の拠点のデータを同期するために、回線もそれなりの回線が必要でした。この高額なコストが故に、災害対策をしたくてもなかなかできなかった会社も多かったのではないでしょうか。

 

最近では、クラウドを活用することで、非常に短時間に災害対策ができるようになりました。特に、西日本と東日本の二つのリージョンを持っているクラウドであれば、非常に低コストに災害対策用のシステムを作れるようになりました。主な方法は以下の二つです。

 

1.クラウド to クラウドで東日本リージョンと西日本リージョンの両方を同一クラウドサービスで利用し、両システムのデータを同期します。

 

2.オンプレミス to クラウドで本サイトのオンプレミスのシステムのデータをクラウド側にバックアップを取る方法です。クラウド側にオンプレミスと同じシステムをあらかじめ構築しておくことで短時間での遠隔地復旧が実現できます。

 

運営のやりやすさや復旧のスピードを考えると1のクラウド to クラウドの方法が一番です。少し話が脱線しますが、全てクラウド化することで、データ量の増加やアクセス数の増減にも最適にシステムを可変できるため、無駄なコストが出にくくなります。また、インフラ部分の保守の手間などがなくなるため、最近はクラウドへの移行が増えています。

 

現在、オンプレミスでのシステムの運用をされている方は、次のリース切れのタイミングでフルクラウドでのシステム運営を考えても良いかもしれませんね。

 

最近ではクラウドの管理もアウトソーシングできるようになりました。

以下ではMicrosoft Azureのフルアウトソーシングのサービスが紹介されていますので、興味がある方はお読みください。

https://www.si-jirei.jp/microsoft-azure%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9/

 

 

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