アンチウイルスコラム第4回身代金ウイルス「ランサムウェア」

ウイルスを利用する犯罪者は、実に様々な方法を思いつくものです。今回ご紹介するのはランサムウェア(ランサム、ransom=身代金)といって、被害者を脅し、金銭を要求するウイルスです。
もともとはロシアで流行った手法ですが、それが世界中に広まり、近年は日本でも被害報告が著しく増えています。ランサムウェアを悪用し逮捕された人の中には、一人で数千万ドルも稼いだ例もあったほど、脅威のあるウイルスです。

ランサムウェアによる金銭の要求方法には、いくつかのバリエーションがあります。

・公的機関を装って、違法行為(でっち上げ)の罰金を求めるもの  
違法行為の例 ①被害者がコンピューターを違法な活動に使用している ②被害者がコンピューターに違法なコンテンツ(ポルノなど)をインストールしている

・コンピューターに勝手にロックをかけ(または暗号化し)、有料で解除をさせるもの       ロックや暗号化をした理由 ①被害者がコンピューターを使って違法行為をしている(でっち上げ) ②被害者のコンピューターが偽造された(虚偽) ③被害者のコンピューターに不具合が起こった(虚偽) ④被害者のコンピューターがウイルスに侵された(虚偽、またはランサムウイルスの自作自演)

・個人情報を手に入れた証拠を見せ、有料で削除をさせるもの
個人情報の例 ①被害者のコンピューターのウェブカメラを乗っ取って取得した被害者の画像 ②被害者のコンピューターに記憶されている情報を盗んだもの

金銭の受け渡し方法にも以下のバリエーションがあります。足がつきにくいネット送金が好まれるようです。

・銀行振込 ・ビットコイン ・オンライン決済金券サービス
これらのランサムウイルスに引っかかってしまうと、解決策はほとんどの場合ありません。たとえお金を払ったとしても、ロックや暗号化が解除される保証はありませんし、個人情報が削除されることもないでしょう。

他 のウイルスと同様に、ウイルスに引っかからないようにすることが一番です。具体的には、コンピューターのOS、ウイルス対策ソフトを最新のバージョンに アップデートする、怪しいサイトを見ない、電子メールのリンクには迂闊にアクセスしない、添付ファイルを無闇に開かない、ウイルス対策ソフトを導入し正し く設定を行う、などです。そして万が一ランサムウェアに引っかかってしまった時のために、大切なデータはクラウドや外部メモリ(USBやCDなど)にバッ クアップを取っておくようにしましょう。

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