オンラインストレージコラム第4回メールの誤送信対策

  • 2015/4/2

みなさん、こんにちは。吉政創成の吉政でございます。

皆さん、情報漏えいの最大の原因は何だと思いますか?

最大の原因は ヒューマンエラーによる電子メールやFAXなどの誤操作です。統計によると約4割にあたるそうです。その中でも4割を占めるのが電子メールです。ちなみに FAXも同様に4割を占めるそうです。ただ、最近は電子メールの普及と利用頻度が高まり、今後は電子メールの誤操作がさらに多くなっていくように思えま す。読者の皆様の会社ではどのような対応をされていますでしょうか?情報漏えいは、損害賠償に発展すれば莫大な金額にあるケースもあり、そうでなくても会 社としての信頼にも影響がありますし、場合によっては管理層、管理部門の責任を問われるケースもあります。

IT業界ではあまりなされてい ないですが、人命に関わる業務では指さし確認などは必ず行われています。先日、KY研修というものを聞きました。KYは危険予知の略です。KYは作業前に 危険な項目の洗い出しを行い、全ての危険項目への対策を確実に実施するという考え方です。電子メールやFAXでは、送信前に送付先、送付内容を指さしで確 認するような作業を行ったりします。実際、私も最近は電子メールを送信する前に、宛先、内容、添付ファイルを指さしで確認するようにしています。作業を行 う時間は数秒レベルですが、効果は高いと実感しています。電子メールの誤送信は人命には直接かかわりませんが、起業信用、社員の立場などを大きく狂わせる 可能性が有ります。簡単で有効な方法ですので、是非検討してみてください。

この指さし確認は有効な方法ですが、これも人間による作業です ので、誤送信が100%なくなるわけではありません。万全を期すためにオンラインストレージの有効活用を進めます。これは添付ファイル送付を止め、全てオ ンラインストレージに添付ファイルをアップロードし、そのURLをメールに記載してファイル共有する方法です。最近では、添付ファイルを自動的にオンライ ンストレージにアップロードし、URLをメールに組み込み送付するようなシステムも登場してきています。この方法を用いると以下のようなメリットがありま す。

<オンラインストレージを活用した添付ファイルシステムの採用メリット>

1.    万が一メールを誤送信してもオンラインストレージ上のファイルを削除することで情報漏えいの被害を最小限にとどめることができます。
2.    添付ファイルの複数のメールアカウントに物理的に送付することがなくなるため、メールサーバのハードディスク容量の増加を抑えることができます。また、それによりバックアップ時間を最小限に抑えることができます。

い かがでしょうか?オンラインストレージを電子メールの誤送信に活用することで情報漏えいのリスク回避とコスト削減、そしてバックアップ時間の縮小を実現で きます。詳しくは「オンラインストレージ 誤送信」でGoogle検索するといろいろ情報が出てきますので、ご参考ください。今回はこの辺で失礼します。

法人向けオンラインストレージ「GIGAPOD on SaaS」に興味がある方は、以下をご覧ください。2週間のお試しもできます。ご気軽にどうぞ。

gigapod

Print Friendly, PDF & Email

Related post

更新情報

更新情報

ログインステータス

Return Top