仮想デスクトップコラム第1回 VDIを本気で検討するお客様が増えて来た理由?

安井智志コラムVDIのバナー

これまで私は、中堅・中小のお客様を中心に、お客様が抱える課題やビジネス構想に対するIT投資策定のお手伝いをしてきました。その中では、IT投資を革新 のチャンスと捕らえて早期に活用していこうとするチャレンジャブルなお客様と、十分に成熟してから導入を検討されるお客様が、2:8といった割合いになっ ています。VDIソリューションで考えると、前者のお客様は既に導入済みもしくは現在導入中、後者のお客様は、現在検討中もしくはこれから導入を検討する というステータスになります。

ポイントは、この後者8割のお客様がこの1年余りで、仮想デスクトップに対する考えを大きく変えつつあると いう点です。正直なところ、一昨年くらいまでは、その8割のお客様は、ご紹介をさせて頂いても、どうせ高いのでコスト算出するまでもない、という雰囲気が ありました。また、提供する私たちソリューションベンダーも、導入コストの過大さから、明らかにコスト的にメリットがないと判断するケースがほとんどでし た。その結果、一つの選択肢としてご紹介することはあっても、具体的なご提案やコストの提示には至らないことがほとんどでした。

話を戻して、その変化を引き起こした要因は何か?お話を伺う限り、以下に整理できます。

①導入メリットだけでなく、実現する為の技術情報や導入事例などの情報が増え、経営側が
なぜ導入できないのか?を考え始めてきた。(トップダウンでの検討指示)

②ITを使って働き方を変えようとする上で、解決策の一つとして検討する必要が生じた
トップダウンでタブレットを配布したが使われない、場所を選ばない働き方を提唱しても、これまで
のPC環境では調整事項や対策事項が多くなってしまうなどの課題がある。

③サーバ仮想化の導入が進み、仮想化そのものの抵抗感が無くなりつつある
当社がサーバ仮想化を推進した2007年(約5年前)までがまさに同じ状況で、実績・事例が
増え始めた2008年目以降、劇的にサーバ仮想化が進みました。

④IT投資全般を抑制するというムードが昨年より徐々に無くなっていること
先を見据えたIT投資の考えがようやくできる雰囲気になりつつある。(まだまだですが)
そのような中、そろそろクラウドを含め、ハード、ソフトの技術革新で低コスト導入できるのはないか?

という期待からの検討が増えています。

こ のような要因を中心に、昨今検討を進められているお客様は確実に増えています。そのようなお客様は、大抵、仮想デスクトップで実現できることを既に理解さ れています。しかしながら、目的や範囲がいまいひとつ不明確である為に、過剰な概算導入コストとなり、導入コストに見合う理論的な説明がつかず、導入を断 念されるお客様も多いと思われます。次回2回目は、お客様の実情を踏まえて、改めて仮想デスクトップの導入メリット、デメリットを具体的に考えてみたいと 思います。

※参考情報:VMware Horizon Viewソリューションもご覧ください。

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